Press Release 2006年6月9日

ニュースは報道時点での情報です。

 

ファイルメーカー社のオフィシャルサイトに掲載(こちら

 

FileMaker Pro を使ったグループウェア開発を行っている(株)インサイドフィールドは、FeliCaカードとFileMaker Proとを連動した「研修支援グループウェアresident(レジデント)」を開発し、その満足度の高さと技術力が認められ、カスタマーストーリーとしてファイルメーカー社のオフィシャルサイトに紹介されました。 (こちら
   
岡山大学医学部・歯学部附属病院では、平成18年の歯科卒後臨床研修の必須化に先駆けて、平成15年に歯科医師卒後臨床研修のために卒後臨床研修センターを開室し、同室に机やロッカー、パソコン、さらにはセミナー用のスクリーンを設置し、歯科研修医の指導を行ってきた。平成18年4月からの卒後臨床研修必須化にともない、現在65名の歯科研修医が、歯科医師としての人格を涵養し、すべての歯科医師に求められる基本的・総合的な歯科診療能力を身につけ、生涯研修の第一歩とすることが出来るように、5人の指導医を中心に指導を行っている。


担当者様:

河野 隆幸 先生
(岡山大学医学部・歯学部附属病院総合歯科 助手)

鳥井 康弘 先生
(岡山大学卒後研修センター歯科研修部門 教授)


   

ブルーのプロテクト画面には

このシステムは認証カード所有者のみに利用が許可されており、カードを持たない者の不正利用は厳しく禁止されています。利用希望者はシステム管理者に申し出ること。

と明示しています。


正規カードの利用者は、ブルー画面を解除して、センター内のPCを自由に活用することが可能であるだけでなく、臨床研修支援グループウェアへIDやパスワードを入力することなくログインできます。

 

グループウェアはFileMaker Pro8をベースに作成しています。入力画面はいくつかのタブコントロールで構成され、それぞれ関連する項目に研修医がエントリーしていきます。
タブコントロール内には、指導医のコメントのフィールドなど研修医がアクセスできないフィールドがあります。
指導医IDでログインすると管理画面からすべてのフィールドにアクセスできます。管理画面内の集計タブでは研修医全員の研修の進捗を一覧から把握することができます。

トップページ(掲示板)タブ
研修開始タブ
学外研修タブ
研修月報タブ
研修日報タブ
患者記録タブ
など

FileMaker Pro8はFileMaker社の製品です

 導入前の問題点/業務上困っていたこと

以下の事項において効率的な管理が困難であった。

  1. 研修医の日報、月報、レポート等の書類管理、および評価
  2. 研修医の出欠確認と集計
  3. センター内のパソコンの利用者管理
  導入のきっかけ

いかにして教務事務を軽減、簡素化し効率を上げられるかを考えた結果、多くの細かな データの管理に適していたので導入を決定した。

  導入後の変化

研修支援グループウェアを導入したことに加えFelicaのカード番号をデータベース化して非接触カードログインを実現し、以下の事が可能になった。

  1. カードリーダにカードをかざすだけで、パスワードやID入力のためのマウスやキーボード操作なしにスクリーンセーバーの解除ができると同時にカードの固有番号から出欠記録ができ、不特定多数が使用していたパソコンの利用者管理を強化できる。
  2. 日々の研修内容を電子ポートフォリオとして作成させ、データベースに入力させているが、電子ポートフォリオ自体が研修支援グループウェアと連動しているため、提出のチェック及び管理が容易である。
  3. 研修支援グループウェアのデータをPDFfileとして出力することによって、研修医に1年間の研修記録を容易に配布する事ができる。
  解決したこと/便利になったこと
  1. 研修の進捗データを細かく容易に管理できるようになり、指導医の仕事が軽減されたことに加え、よりきめ細かい指導をするための時間を確保できた。
  2. 大きな研修手帳のやり取りがなくなった事で、空間的なスペースを節約できた。

 TEL 087-864-1256
 
 
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